ユニクロの次なる一手は・・・ あなたなら何を期待しますか?

 

ユニクロ「ヒートテック」新商品発表会2017

ファーストリテイリング傘下のユニクロが25日、発売から15年目となる肌着「ヒートテック」の新商品発表会が開かれた。ヒートテックと言えば、改良を重ね累計10億枚を記録的大ヒットとなった商品。だが、最近では他社も参入し、機能的にもユニクロに負けす劣らずの商品で尚且つヒートテックより断然安いものが多く出回るようになった。

関連画像ヒートテック以降のユニクロの人気商品といえば、08年に発売され12年にモデルチェンジで女性の支持を集めた「ブラトップ」、09年の軽量で暖かい「ウルトラライトダウン」、13年に名称統一で本格展開した吸汗速乾機能を持つ夏用肌着「エアリズム」などが挙げられる。
しかし、今やこれらの商品は、しまむらや無印良品、その他多くの他社で類似の物が販売されている。目新しさは皆無となってしまったのだ。

「ヒートテック」発売以降で最もヒットしたとされる「ウルトラライトダウン」が発売されて、はや8年。確かにそれ以降は、顧客の目を引くようなヒット商品は出ていない。
ファーストリテイリンググループ上席執行役員の国井圭浩氏も「新商品開発がまだまだ足りていないのは、事実だ」と危機感を口にしている。

ただ、ヒットが生まれない現状に手をこまねいているわけではない。「一朝一夕にヒットは生まれない。機能性の商品だけでなく、世界中の才能とコラボすることでも世の中を驚かせていく」と国井氏。今秋に英国で注目される新鋭ブランド「JWアンダーソン」とコラボした商品を投入。高級ブランドのノウハウを生かしたジーンズづくりも始めたとのことだ。



ユニクロがブランドとのコラボは有効なのか

2006年、デザイナーによるファッション性の高いコレクションを、ユニクロの価格で販売する企画「デザイナーズ・インビテーション・プロジェクト」を発表して以降、ユニクロのコラボ商品の販売は毎年のように行われている。

2007年には、デザイナーのケイタ マルヤマ、ルッツ&パトモス、アダム ジョーンズとコラボレーションを展開。
2008年、「GDCx UNIQLO UT」を発表。
2009年、デザイナー ジル・サンダー(Ms. Jil Sander)との取り組みにより実現するコレクション「ユニクロ「+J (プラスジェイ)」を発表。
2012年、UNDERCOVERのデザイナー高橋とのコラボレーションラインを発表。ユニクロ×アンダーカバーの初のコラボ「UU」は家族のためのコレクションを発表。
2016年、クリストフ・ルメールとコラボ「ユニクロ アンド ルメール」を発表。

2016年、クリストフ・ルメールが手がけるユニクロの新ライン「ユニクロ ユー(Uniqlo U)」誕生。
そして今年2017 年、ユニクロとJWアンダーソンがコラボレーションを発表した。

UNIQLO and JW ANDERSON 2017秋冬コレクション|UNIQLO
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確かにユニクロで販売されている海外ブランドとのコラボ商品は、百貨店で販売している同じブランド服と比べると安い。これもユニクロの事業モデルである企画・製造・販売を一手に行なう製造型小売(SPA)の完成度の高さと企業努力によるものだと思う。
しかし、一般的な消費者がユニクロに求める商品とは少し違うようにも思える。
事実、私たちの周りでユニクロがどんなに世界的なブランドとコラボしたところで、今まで話題にも上がったことがないのですから。

デザイン性やファッション性を持つ海外ブランド服が、はたして同じ売り場で売れるのか、という疑問。ブランド服は、やはりそのブランド正規の店舗、百貨店で購入したい、と思う人は多いのではないでしょうか。ユニクロの海外ブランド化路線が提案する、洗練されたデザインと買いやすい価格は、一定の顧客には認知されると思いますが、低価格よりの商品を販売するユニクロ、またそこで働くスタッフから購入するというのは、いくら価格を抑えたからといってもどうなのか。
確かにルメールやアンダーソンとのコラボ商品は、シンプルでありながら洗練されたデザインは魅力的である。このブランドとのコラボ企画は、今後の展開にも注目してはいきたいが、やはり私たち消費者がユニクロに求めるものとは、シンプルでありながら機能的で高品質、なおかつ低価格である商品展開ではないでしょうか。



あなたならユニクロにどんな商品を期待しますか

皆さんも「こんな商品があったらなあ」なんて考えることってありますか。私自身、服飾関係の仕事に従事したことはないものの、若い頃からアパレルには興味があり、「こんなのがあればいいな」なんてよく想像していました。学生の頃は手擦りのプリントTシャツなんかも作ったり、独学で服飾の勉強もしてみたりもしました。今は全くしてないですけどね。

ただ今でも「あったらいいな」は考えたりすることもあります。
今では若い頃と違い、普段着とは仕事着、つまり正装や落ち着いたキレイ目の服装になっています。日々着用する正装の中で、クリーニングに出す必要のない、アイロン掛けも不要の形状記憶シャツ、「超」形状記憶シャツがあれば良いなと思うのです。また同じように洗濯機で洗えるスラックス。こちらも「超形状記憶」でシワにならずプリーツもしっかり記憶されているスラックス。セットアップで比較的安価で販売されていたなら必ず買うのにな、なんて思います。

皆さんもきっとありますよね。デザインされている必要はなく、機能的に優れていて、今まで類を見なかった商品。毎日のように身に付けるもので、お手入れが楽で、高品質な商品。
小林製薬ではないですが「あったらいいな」を実現してくれるのがユニクロだと誰もが期待していると思うのです。

ユニクロも会員を募り、顧客の意見を取り入れながら商品開発に力を入れていると聞きます。
海外ブランドとのコラボも素敵な商品が揃っていますが、やはりユニクロにしかない商品力で新たな強みを確立することが、ユニクロが掲げる売上高5兆円という目標の達成への近道ではないのでしょうか。

 

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