高校野球の投手起用について考えてみた

私は関口監督だけを責めることはできないと思う。

いわゆる名門・強豪校とよばれる高校野球の監督や指導者に日々課せられるプレッシャーは相当なものであると想像が付く。
「勝つことが当然」「甲子園に出て当たり前」と言われる高校の指導者であるならばなおさらである。

ノビノビ野球で甲子園に出場できるほど、高校野球は甘く無い。

私も高校まで約10年間、野球に勤しんできた。毎年ベスト4や8には残るほどで決して弱くはないチームではありました。
しかし私の地元には、「智辯和歌山」という絶対的王者が君臨している。私たちも相当な練習を積んではきたものの、やはり智辯和歌山を倒すところまでには至らない。

もしその当時に松本君のような投手がチームメイトにいたらどうだっただろうか。恐らく「松本君に投げさせておけば勝てる。甲子園に行ける」そう考え、監督も酷使させ投げさせ続けたのではないだろうか。私達も甲子園に行けるのであるならばそう望んだに違いないし、松本君も投げさせてくれと言うはずだ。それに対し意義を唱えるものはいるはずもない。

この高校球児の、特に投手の指導や起用問題は毎年のように議題には上がってはいる。今後どうすべきであるのだろうか。

監督や指導者における選手の体調管理に対する危機管理の徹底は言うまでもないのだが、高校性には、プロかそれ以上の体をケアする専門のトレーナーやドクターは必要であると思う。成長途中の16~18歳の体ならなおさら必要だと思うのです。

危機管理能力の向上とメンタルとヘルス両方をケアできる体制整備、そして指導者には、目指すべき「今」と「将来」のバランスを取った指導をしていただくことだと思う。

「甲子園」は人生を変えます。
その甲子園のために「今」しか見えなくなっている生徒に、目標にすべき「将来」についても指導していただきたいと思うのです。
特に将来有望とされている逸材を抱える高校の指導者の方には。

「今」と「未来」、損得では簡単に片付けれない問題ではあるが、誰を責めるのでもなく安心して直向に夢を追いかけることができる環境がどの高校にも備わることを私は望んでいます。

最後に、このような取材に対し、反省の弁を込めながら正直にお話された関口監督の勇気に心から敬意を表したいと思う。

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