これからのファッション界に求められる「自由」と「主張」

 

 

軍地さんの取材を通じ、感じること

 

ファッションが現代社会を映し出す鏡であり、目で伝える言語だということが軍地さんの記事から理解することができる。

ファッションは、個性である。

故にデザイナーの価値観に対し、「良い」「悪い」や「合ってる」「間違っている」、「共感できる」「共感できない」という意見が出るのも、そのブランドの個性であると考えられるますし、個性ある価値観がないブランドは淘汰される業界だとも思う。

また「ファッションの自由=社会の自由」についても共感できます。

とは言っても、日本では自由を活かした個性あるブランドよりも、保守的な万人受けしやすいファッションが良しとされてる傾向にあると思われます。
これが昔から言われている鎖国的な日本人の考え方なのでしょうか。

苦戦する日本のファッション業界も、目先の海外のトレンドばかりに目を向けた「流行追っかけ真似ファッション」ではなく、日本社会を代弁するようなメッセージデザインを組み込んだ、堂々と価値観を発信できるような個性あるブランドが出てくれば、また変わってくるのかもしれない。

 

クリスチャン・ディオール 2017年春夏 反発するスローガンが書かれたTシャツ
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一貫して個性を貫くブランド COMME des GARÇONS

 

私が10代後半から愛してやまないブランドがある、それがCOMME des GARÇONS(コム デ ギャルソン)である。[コム・デ・ギャルソン – Wikipedia]

世界3大美術館のひとつ、ニューヨークのメトロポリタン美術館(通称THE MET)で毎年開催される特別展が今年も開催された(5/4~9/4)。

2017年はなんと川久保玲の手がける「コム デ ギャルソン」が展示されたのだ。

1981年パリコレに初参加、以来およそ40年間にわたって最も重要かつ影響を与えたデザイナーということで、存命デザイナーではイヴ・サンローランに続いて2人目のエキシビションとなる。

そんなコム デ ギャルソンとは、ファッションデザイナーの川久保玲が1969年に設立したブランドであり、世界のファッション潮流を意識しつつも、それに抗して独自のコンセプトを貫徹させるブランドコンセプトには、すごく魅かれるものがある。川久保玲氏自身も「多勢に動じない自分としての工夫・独自さ」と語っている。

また世界的にも川久保玲氏を評価する声も多い。

コスチューム・インスティチュートのキュレーター、アンドリュー・ボルトンは、川久保さんを「現役のデザイナーで、アートの潮流のなかで、自分自身の個性を貫ける人はほとんどいませんが、玲はその稀有なひとりです」と絶賛している。

ファストファッションが主流になり、モードがそのあおりを受けるようになった今、彼女のような創造性の高い作品に触れ、その価値を再認識してほしいと私は思うのです。

飽和した日本のアパレル業界には、今後も絶対に必要なデザイナーでありブランドであると思うのです。

そんなコム デ ギャルソン。今後も注目していきたいと思う。

 

COMME des GARÇONS 2018SS

コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)2018年春夏コレクション Gallery2 コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)2018年春夏コレクション Gallery10

コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)2018年春夏コレクション Gallery28 コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)2018年春夏コレクション Gallery31




 

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