知っとかなあかん関西人/楠泰彦


 

楠 泰彦/KUSKA Director
くすのき やすひこ

クスカ株式会社 代表取締役
日本最大のシルク織物産地、京都・丹後に生まれる。 中学・高校と高知県の明徳義塾にて野球に明け暮れ、1995年卒業。その後、東京の建設会社にて現場でモノ作りに従事する。それと共にサーフィンの魅力にどっぷりハマり、日本全国(たまに海外)にサーフトリップに出かける日々を送る。
とある春の日実家に帰省をした際、自社の職人が1越1越丁寧にモノづくりをしている姿に感動し、日本人として残さなければならないモノがここにあると確信する。
すぐさま東京の会社を退職し30歳にて自社に入社、2年間織物の修行を敢行しながら、自社ブランドのコンセプトづくりを行う。32歳にて代表取締役就任と共に「伝統・ファッション・芸術」の3つを融合させるブランドKUSKAを立ち上げ、服飾雑貨、主にネクタイ・ストールを中心としたコレクションを展開中。伝統工芸をモダナイズさせる事がKUSKAの使命であると考え、日々制作活動に打ち込む。

オールハンドメイドin丹後で織物を織っております。2010年から伝統工芸をモダナイズさせるブランドKUSKAを立ち上げオンリーワン商品を製作しユナイテッドアローズ・阪急メンズ東京等にて販売している。

 

ブランドの魅力

「昔の織り技法で今のライフスタイル」をコンセプトに、絹織物の日本最大の産地として最も有名な京都丹後にて活動するKUSKA。オールハンドメイドにこだわったアイテムを製織、販売。糸作りから染め、手織り、商品完成まで全て自社生産。機械では決して生まれることのない、職人の技を生かした独自の風合いがKUSKAの魅力。
伝統工芸をモダンに進化し続けることがKUSKAのテーマ。今まで培ってきた職人の技術にデザイン、実用性を加え、作り手の思いが伝わる商品を展開。お客様に新たな価値を提案し続けている。そして、絹織物の日本最大の産地、丹後から世界へ発信していくことになるだろう。

KUSKA KUSUKA、クスカ、ユナイテッドアローズ

「昔の織り技法で今のライフスタイル」をコンセプトに、伝統・ファッション・芸術の3つを融合させ、糸づくりから染め・手織り・商品完成まで、京都丹後で「職人の手仕事」にこだわったモノづくり、それがKUSKA。
そんなKUSKAのこだわりをもっと見ていこう。

KUSKA SAKIORI SNEAKERS

江戸時代から伝わる「裂き織り」 と170年前の”スニーカーの基本製法”「バルカナイズ製法」によって完成したのが「KUSKA SAKIORI SNEAKERS」。
そのスニーカー作りの工程から、KUSKAのこだわりを探ってみよう。

1.「手織り」の裂き織り
「裂き織り」とは江戸時代中期から伝わる伝統技術で、擦り切れたり汚れたりと着用不可能な布をもう一度ほどき、それを1cm程度に裂いて、横糸とし職人が一越しひとこし丁寧に織りこんでいく。最後まで大切に使うという、日本人の精神性から生まれた織物なのだ。KUSKAの「裂き織り」は全ての工程を職人の手により行うため、機械織にはでない手織り独特の風合いが特徴。

2.リユース
着なくなった着物等の生地を再利用して新しい織物を作る。ものを大切に使う日本人の思いが織物にも現れています

3.染め、布裂き
古布をオリジナルカラーに手作業で染め直す。そして職人の手作業により1つ1つ丁寧に布を裂いていく。均等な長さになるように調整しながらの作業だ。

4.KUSKAの手織り
裂き織り用に自社で独自開発した広幅の手織り機を駆使し熟練の職人がバランスを取りながら織っていく。機械織りでは表現できない独自の質感と風合いが「KUSKAの裂き織り」の証だ。ちなみに熟練の職人が1日に織れる量は50cm程度とのこと(スニーカー5足分)。そして完成するのが「KUSKAの裂織り」の生地。

5.バルカナイズ製法
「バルカナイズ製法」とは、ゴム底と靴本体を接着し、硫黄を加えた釜で熱と圧力をかける製法。170年以上も前の1839年に、アメリカの発明家チャールズ・グッドイヤーが発明した、まさに“スニーカーの基本製法”。
「バルカナイズ製法」は基本的に手作業のため、 想像以上に労力と手間がかかり 生産効率が悪く、その数は激減し、現在、日本でバルカナイズ製法を行っている会社は3社のみ、といわれている。
今回はスピングルムーブのスニーカーで有名なスピングカンパニーにKUSKAのスニーカーを作製を依頼。

    

6.裁断、縫製
織り上がったKUSKAの裂織生地を丁寧に裁断。そして裁断した生地を特殊な牛革に縫い合わせてく。

7.ピンサー、つり込み、バフ
平面のパーツを立体的に成型。アッパーを靴型にかぶせてカタチを整えながら中底に貼り付けていく。そして革の表面を削り、ゴムと接着できるようにする。

8、糊塗り、ゴム貼り
横面と、底面に丁寧に糊を塗り、オリジナルで配合されたゴムを底に貼り合わせていく。KUSKA用に作製したフォクシングテープを横面に貼りわせていきます。

9.圧着、釜入れ前の検品、ラック
しっかりと圧着させると同時に釜入れ前の点検を行います。ぱっと見ではスニーカーは完成形に近いのだが実はまだゴム部分は柔らかい。アッパー(本体)とソールとを接着 したスニーカーを吊り棚にセッティング。

10.釜入れ・釜出し
スニーカーを加硫釜に入れアッパーとソールをしっかりと結合させる。「バルカナイズ製法」の特徴とも言える加硫釜。 しっかりと結合させ丈夫で弾力性のあるゴムに仕上がる。

11.完成
そして完成。履き心地、クオリティを守るため、生産はすべて国産にこだわり、日本の靴職人の手仕事で仕上げているのだ。



KUSKA’ LINE UP

京都府知事
2017年9月
銀座和光にて本日からKUSKA POP UP SHOPが開催。

 

The Wonder 500
2017年9月
阪急メンズ東京 The Gentleman StyleにKUSKAの蝶ネクタイが掲載されました。

 

mensex
2017年9月
北近畿経済新聞にKUSKAのスニーカー掲載。

 

2017年9月
KUSKA×高蔵染
全国の高島屋11店舗で展開。

 

 

京都府知事
2017年4月
日本経済新聞の広告にKUSKAのネクタイが掲載。

 

The Wonder 500
2017年4月
FINE GINZA MARKETの読売新聞広告にKUSKAが掲載。

 

mensex
2017年4月
サーフィンライフにKUSKAが掲載。

 

岩田屋
2017年4月
イタリア・フィレンツェで開催されるメンズ服飾最大の展示会「PITTI IMMAGINE UOMO92」にKUSKAが出展。

 

京都府知事
2017年3月
青山学院大学の一色選手がKUSKAの工房に来店。

 

The Wonder 500
2017年3月
京都新聞・経済面にKUSKAのビジネスモデルが掲載。

 

mensex
2017年2月
ユナイテッドアローズ2017SSメンズルックにKUSKAのネクタイがコーディネート。

 


なぜ私がKUSKAに、楠泰彦氏に興味を持ったのか

自動代替テキストはありません。手織り・手染めといった機械では決して生まれることのない風合い。そんな職人の伝統ある技術を生かしたKUSKAに魅力を感じたことが興味の始まりだ。日本のアパレル業界に必要なのは、目先のトレンドや一過性の流行でもなく、こういった昔から受け継がれた日本の技術力に着目すべきではないのでしょうか。絹織物のの産地、丹後からKUSKAがイニシアチブを取ってどんどん発信していくことで、他の地域にもある伝統技術が世界に広がるのではないかと期待している。

そして代表を務める楠泰彦氏。恐れ多いのではあるが、私と似ている部分が多々あったからだ。高校時代は野球に取り組み、建築関係に従事した経験もある。そして趣味がサーフィンで同じ年齢となれば、勝手に親近感が沸くことを許していただきたい。全てにおいて楠氏の方が段違いに上回っているが、同じ関西で働く同世代として負けて入られないと強く感じてしまう。

そんなKUSKAと楠泰彦氏。これから日本の伝統を世界に伝えるプラットホームとしての活躍に期待し、注目していきたい。




 

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