本物。

 

「おしゃれな美容室」の画像検索結果

 

「そういえば、カリスマ美容師ってどうなったんだろう?」

 

ふと思い出し、ネットで検索してみた。

 

 

するとこんな記事が。

 

美容室「HAIR DIMENSION」の運営会社が破産

 

この「HAIR DIMENSION」、カリスマ美容師ブームを巻き起こした代表的なお店のひとつなんです。

私が学生時代に東京でお世話になってた末さんも、この「HAIR DIMENSION」で働いていたからよく知っている。

 

 

ちなみに、この末さん。学生時代にクロムハーツやらゴローズやらを安く譲ってくれた当時の私の中のファッションリーダーだったんです。

でも若い時にお金に困って全部売ってしまいました。

 

この場を借りて謝罪します。「末さん、ごめんなさい」

 

 

ってな話はどうでもよくて、この「HAIR DIMENSION」を中心としたカリスマ美容師ブーム

 

ちょうど私が学生だった1996年頃からTVで多く取り上げられたことをキッカケに一大ムーブメントを巻き起こしました。

キムタクがドラマ「ビューティフルライフ」で美容師の役をやったこともブームに輪を掛けたのかもしれません。

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実は私も学生時代、原宿のとあるカリスマ美容室に行ったことがあるんです。

 

その時流行っていた「ソフトモヒカン」にしてもらいたくて行ったのだが、その担当した美容師さんの腕前がどうのこうのではなく、私のようなタワシ以上ハリネズミ未満のようなガチガチの剛毛はソフトになるわけもなく、ただのスポーツ刈りみたくなったのを覚えている。

 

それ以来、私の髪質にお金を掛けても無駄ということが分かり、安い店か知り合いにカットしてもらうようになって今に至るのですが。

 

 

では、なぜこのようなカリスマ美容師やカリスマ美容店が衰退していったのか。

 

体育会系の体質を生んで、肌に合わない美容師は次々に辞めて独立していった

カリスマ美容師の中に無資格者がいることが発覚した事件が起こった

ホスト化したカリス美容室から離れていくお客さんが増えた

 

色々な理由が挙げられています。

 

 

色んな理由がある中で、確実に言えること、それは・・・

 

 

本物ではなかった

 

 

ってことなんでしょう。

 

 

 

客も客で、TVで取り上げられるような若くてイケメンの美容師に切られることにステータスを感じていたのでしょう。

 

しかし、そんな一時の浮いた気持ちは時間と共に失っていく。

 

『顔とか話術とか良くなくていいから、ちゃんと実力のある人に切ってほしい』

そう考えるようになっていったのでしょう。いや、それが当然でしょう。

 

 

だって偽者なんですから。

 

 

もちろん、カリスマ美容師全員がそうだとは思っていないのですが、「技術よりも見た目」で採用していたお店も多いと聞いていたので、そう感じざるを得ない。

 

 

いつの時代も偽者は消える。

 

そして、本物が残る。

 

 

これって当たり前の摂理だと思うんですよね。

 

 

 

ところで皆さんは「美容室」「理容室」の違いって分かります?

 

私も最初は違いがあまり分からず、

 

顔剃りしてくれるかしてくれないか、

美容室の方がオシャレにしてくれそう、

 

くらいにしか思ってなかったんですが、「理容」と「美容」では業務内容が明確に違うらしいんですよ。

 

 

美容と理容の違いは、男女の違いではなく、法律によって業務範囲が示されていて、理容師法によると、理容とは頭髪の刈り込み、カット、シェービングやそれに付随することなどで容姿を整えること。一方、美容は、化粧、結髪、パーマなどにより容姿を美しくすること

 

 

なんですって。

 

美容師の方が技術があるのかな、なんて思ってたんですが、カットは本来理容師の仕事らしいんです。

 

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こんな話をするのも、私の友人に理容師がいて本当にカットが上手いんですよ。

私のような剛毛散切り頭でもね。

 

その友人が言うには、美容師免許では顔剃りしてはいけないみたいなんです。

理容と美容では、免許によってできることできないことがあるんですね。

 

 

ちなみにその友人森君は、地元で父親の跡を継いでお店を経営してるんですが、今でもとっても繁盛していて。

 

ある日、その友人森君に

「よう流行ってるなあ・・・、ところで森君はどこでカットの技術を身に付けたん?」

って聞いてみたんです。

 

すると森君、

「あ、俺? 俺はイギリスで」

ってさらっと言うんですからビックリしましたよ。

 

森君いわく、カットの本場はイギリスとのこと。

 

どうせ家が散発屋なんだからわざわざ行かなくても・・・と思うのですが、30歳頃までは他の理容室や美容室で修行し、イギリスでさらに3年間技術を学んで帰ってきたんですって。

 

頭といっても一様に丸ではなくて、出てるところ少しへこんでるところ、丸みのあるところ角ばったところ、それを触った感覚を指先で覚え、髪の長さや量を調整していく。

 

どうりで私のようなタワシ髪でも上手く操ってくれるわけだ。

 

グレートブリテンな髪型にしてくれるわけだ。

 

 

そんな森君もやっぱり「本物」なんでしょうね。

 

 

今では彼も店舗を構えるだけでなく出張サービスにも力を入れている。

要は、介護施設や老人ホームに出張でカットしに行くサービス。

 

これがまた需要がすごいんですって。

今では人手も足りずに断っている始末。

 

「ええやん。早く誰でもいいから人を入れて儲けていったらええのに。もったいない」

 

そうやって森君に話すと、森君は、

「だめだめ。年配の人の髪を切るのも難しいんやから。髪が少ない分ね。だから人を雇っても、とにかく店で技術を磨かしてからじゃないと。」

 

付け加えてもう一言、

「まあ、コウジ(私)のような剛毛なら誰が切ってもいいんやけどね(笑)」

 

 

 

・・・・・・・。

 

 

・・・・・・。

 

 

 

とにかく、

 

本物だけが生き残る時代。

 

偽者は淘汰される時代。

 

 

美容業界に限らず全ての業界に当てはまることだと思う。

 

厳しい景気が続くこの経済状況であるがゆえに本物だけが残る時代になってきていることは、プラスに考えても良いのではないでしょうか。

 

 

 

そんな「ヘアと本物とタワシ」な話でした。

 

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